PyWebでWebアプリが動作します
2024年の年初に、PyWebがバージョンアップされ、Webアプリの開発/実行が可能になりました
開発の背景
プログラミング学習では、構文を学習した後に、フレームワークを利用したWebアプリ開発を学習することが多いです。短い行程でWebアプリを実現できる、実践で必須なフレームワークを学習できる、など学習者にとってフレームワークの学習は良い面が多いように思われます。
しかし、フレームワークでは、まずそのルールを覚えることに注力するため、全体の動作/仕組みの理解が進まず、学習後もぼんやりとした理解で終わってしまうことがあります。
そこで、フレームワークを学ぶ前に、手軽なWebアプリを実際に試して、その動きやしくみを理解できるように、Webアプリ(CGI)の実行環境を構築しました。
対象フォルダー
「public」フォルダー配下がWebアプリの対象となります。この中にHTML、CSS,JavaScript,Pythonのプログラムを格納することで、Webアプリとして動作します。
実行方法
HTMLやPythonファイルをダブルクリックして開いてください。そして、実行ボタン(画面右上の緑色三角形)をクリックしてください。
すると別タブが開き実行結果が表示されます
独自CGI
ブラウザで入力した値をPythonで操作するには、「CGI」という外部ライブラリを使用します。しかし、この「CGI」は非推奨となっているため、利用を避けた方がよいです。
そこで、「CGI」に代わる独自の「ayax_cgi」を提供しています。詳細は、「!Tutorial/Z.ライブラリ/ayax_cgi.html」をご覧ください。
このCGIはPHPでの入力値の扱い方に似ているため、学ぶことで実践に役立つと思います。
サンプルプログラム
Pythonのサンプルプログラムが「public/program01.py」に格納されています。このプログラムは、「index.html」を実行し、「送信」ボタンを押下した際に呼び出されます。シンプルなプログラムになっているので、参考にしてください。
PHPも動きます
publicフォルダーにPHPプログラムを格納すると、動作させることができます。ちょっとした確認などにご利用ください。