プログラミングの集合学習は難しい
プログラミングの集合学習では講師の力量が問われます。3~4名程度ならマンツーマン(一対一)のノウハウで対応できるかもしれませんが、5名以上となると学習者の状況把握が難しくなります。
実習時に、学習者の目線(表情)、手動作、後ろから作成状況を眺めるなどし状況把握に努めることになりますが、人数が多ければ多いほど、一人ひとりに対しての目配りが薄れてしまいます。
また、講師は肉体、精神的に大きな負担になります。私自身、初めて集合学習を行ったその夜に血尿が出てしまったほどでした。
状況把握機能
PyWeb集合学習Verでは、学習者が直近に実行したプログラムの実行時間、ファイル名、エラー有無を照会できます。
この一覧から注目しなけれいけないのは、課題に対して一度もプログラムを実行していない学習者です。おそらく理解が進んでなく手付かずの可能性が高いです。
想定時間内に、一度もプログラムを実行していない学習者の割合が高ければ高いほど、この状況把握機能は意味をなしません。この場合は課題や講義の進め方の問題なので、見直す必要があります。
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次に注目しなければいけないのは、実行したがエラーがある学習者です。エラー原因は様々なことが考えられます。そのために実際に実行したプログラムを照会(プロログラム名をマウスクリック)できます。
これにより、どの箇所でつまずいているか、学習者に確認することなく把握できます。また、多くの学習者が同様の箇所でつまずいている場合は、課題、講義の進め方等の問題が考えられますので、見直す材料ともなります。
役立ちます!
「PyWeb集合学習Ver」を利用すると、集合学習時には難し学習者の状況を容易に把握できます。これにより学習者に合わせたサポートが可能です。ぜひ試してみてください。
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