演算
集合は数学の集合演算ができるデータの集まりです。
演算は次の種類があります。
集合演算 | 記号 | 内容(例:集合A,B) |
---|---|---|
積 | & | A,Bどちらにも含まれる値 |
和 | | | A,Bの全ての値 |
差 | – | AのBに含まれない値 |
対称差 | ^ | AのBに含まれない値とBのAに含まれない値 |
同じ値は保存できない
集合は次のように同じ値を含めることはできません。
1 2 |
A = {1,2,3,4,1,2} print(A) |
【実行結果】
※集合Aに同じ値1,2を定義していますが排除されます。
インデックスが無い
集合にはインデックス情報が無いため、次のようにインデックスで呼び出すとエラーになります。
1 2 |
a = { 3,4,32,33,7} print(a[0]) |
【実行結果】
※インデックス0で呼び出しているのでエラーになります。
積
集合Aと集合Bのどちらにも含まれる値はA&Bと記述します。
1 2 3 4 |
A = {1,2,3,4,5,6} B = {5,6,7,8,9} C = A & B print(C) |
【実行結果】
和
集合Aと集合Bの全ての値はA|Bと記述します。
1 2 3 4 |
A = {1,2,3,4,5,6} B = {5,6,7,8,9} C = A | B print(C) |
差
集合Aで集合Bに含まれない値はA-Bと記述します。
1 2 3 4 |
A = {1,2,3,4,5,6} B = {5,6,7,8,9} C = A - B print(C) |
対称差
集合Aの集合Bに含まれない値と集合Bの集合Aに含まれない値はA^Bと記述します。
1 2 3 4 |
A = {1,2,3,4,5,6} B = {5,6,7,8,9} C = A ^ B print(C) |