抽出
新規のプログラム「moji2.html」を作成し、次のプログラムを入力してください。
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<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> var moji = window.prompt("文字を入力してください"); moji = moji.substr(0,1); document.write(moji); </script> |
入力が完了したなら実行してください。文字を入力するパネルが開きますので、適当な文字列を入力し(例では”123456″を入力)「OK」ボタンを押してください。
「1」が表示されました。
この「1」は「123456」(入力した文字列)の1文字目が表示されています。もし「6789」と入力すると「6」が表示されます。つまり文字列から文字を抽出して表示しています。
substr
文字列から文字列を抽出する命令が7行目の「substr」です。
1 |
moji = moji.substr(0,1); |
substrの左側の「moji.」が抽出の対象となる文字列の指定です。今回は変数mojiが指定されています。したがって変数mojiに格納されている「123456」(入力した値)が抽出の対象となります。
substrのかっこ()に「0,1」と記述されています。これが抽出する開始位置、文字数の指定になります。つまり対象文字列「123456」の0番目から1文字抽出する、という意味になります。(文字列の位置は0から開始します)そして、「moji =」の命令で抽出された文字列が変数mojiに格納されます。
使用例
抽出の命令と結果例を記載します。
命令 | 結果 |
---|---|
“あいうえお”.substr(0,1); | あ |
“あいうえお”.substr(1,1); | い |
“あいうえお”.substr(1,2); | いう |
“あいうえお”.substr(3,2); | えお |