制御

break

break命令は繰返しを途中で終了できます。

英語のテスト結果を名前(キーワード)、点数(値)順で辞書englishに定義しました。赤点(0~29)を除き表示するには次のように記述します。

【実行結果】

9行目のifで赤点(0~30)か判断しています。赤点なら10行目のbreak命令で繰り返し処理を終了します。これで赤点を表示することなく繰り返し処理を終了できます。

continue

continue命令は繰り返し処理内の後続命令をスキップできます。

英語のテスト結果を名前、点数順で2次元のリストenglishに定義しました。赤点(0~29)のみ表示するには次のように記述します。

else

else命令は繰り返し終了後に実行する命令を記述できます。

タプルdataを1件ずつ表示し最後に”終了です。”と表示するには次のように記述します。

【実行結果】

else命令の次行から字下げされた命令が実行されます。この例では6行目が該当します。

今回の例ではelse命令を使わなくとも繰り返し終了後に”終了です。”と表示すれば同様の結果になります。

else命令の特徴はbreak命令で終了した時には実行されないところです。次の例では5行目にbreak命令があります。

【実行結果】

break命令で途中終了しているので6,7行目のelse命令は実行されず、”elseで表示”は表示されません。

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