Web上Python実行/学習環境「PyWeb」で利用できるライブラリの仕様です。
命令 | 内容 | |
---|---|---|
準備 | init_kame | 描く準備をする |
カメの子操作 | backward | 後進させる |
circle | 円に沿って移動 | |
forward | 前進させる | |
hideturtle | カメの子を非表示 | |
home | 座標(0,0)へ移動し、角度を0度にする | |
left | 左に回る | |
right | 右に回る | |
setheading | 指定角度に回る | |
setposition | 指定座標へ移動 | |
setx | 指定X座標へ移動 | |
sety | 指定Y座標へ移動 | |
showturtle | カメの子を表示 | |
speed | スピードを指定 | |
描画 | begin_fill | 塗りつぶしを開始 |
clear | 描いた内容を消す | |
clearstamp | 指定スタンプを消す | |
clearstamps | 複数のスタンプを消す | |
dot | 点を描く | |
end_fill | 塗りつぶしを終了 | |
fillcolor | 塗りつぶす色を指定 | |
pencolor | 描く色を指定 | |
pendown | ペンを下げる | |
pensize | ペンの太さを指定 | |
penup | ペンを上げる | |
setaxis | グラフ軸を描く | |
stamp | スタンプを押す | |
write | 文字を描く | |
情報取得 | distance | カメの子と指定座標の距離を取得 |
heading | カメの子の角度を取得 | |
isdown | ペンが下がっているか取得 | |
position | カメの子の座標を取得 | |
setvariable | 変数内容をボードに表示 | |
towards | カメの子の位置から指定座標への直線の角度を取得 | |
xcor | カメの子のX座標を取得 | |
ycor | カメの子のY座標を取得 | |
screensize | 画面サイズを取得 | |
動作設定 | onscreenclick | マウスクリック時に呼出される関数を設定 |
onkeypress | キー入力時に呼出される関数を設定 | |
ontimer | 一定時間後に呼出される関数を設定 | |
loop | 一定間隔で呼出される関数を設定 | |
quit | 描画終了 |
- 共通
- 描く準備をする
- 後進させる
- 円弧に沿って移動
- 前進させる
- カメの子を非表示
- 座標(0,0)へ移動し、角度を0度にする
- 左に回る
- 右に回る
- 指定角度に回る
- 指定座標へ移動
- 指定X座標へ移動
- 指定Y座標へ移動
- カメの子を表示
- スピードを指定
- 塗りつぶしを開始
- 描いた内容を消す
- 指定スタンプを消す
- 複数のスタンプを消す
- 点を描く
- 塗りつぶしを終了
- 塗りつぶす色を指定
- 描く色を指定
- ペンを下げる
- ペンの太さを指定
- グラフ軸を描く
- スタンプを押す
- 文字を描く
- カメの子と指定座標の距離を取得
- カメの子の角度を取得
- ペンが下がっているか取得
- カメの子の座標を取得
- 変数内容をボード表示
- カメの子の位置から指定座標の角度を取得
- カメの子のX座標を取得
- カメの子のY座標を取得
- 画面サイズを取得
- マウスクリック時に呼出される関数を設定
- キー入力時に呼出される関数を設定
- 一定時間後に呼出される関数を設定
- 一定間隔で呼出される関数を設定
- 描画終了
共通
カラー指定はCSSのcolor指定と同様です。下記を参考にして下さい。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/color_value
描く準備をする
1 |
init_kame(width=640,height=480,bgcolor="black") |
引数
width(数値):ウィンドウ幅をピクセル値で指定。指定しない場合は640。
height(数値):ウィンドウ高さをピクセル値で指定。指定しない場合は480。
bgcolor(カラー):背景色。指定しない場合は黒色。
後進させる
1 |
backward(num) |
引数
num(数値):後進距離を指定
円弧に沿って移動
1 |
circle(radius,angle=360) |
引数
radius(数値):半径を指定
angle:角度を指定。指定しない場合は360度
前進させる
1 |
forward(num) |
引数
num(数値):前進距離を指定
カメの子を非表示
1 |
hideturtle() |
座標(0,0)へ移動し、角度を0度にする
1 |
home(): |
左に回る
1 |
left(angle) |
引数
angle(数値):回る角度を指定
右に回る
1 |
right(angle) |
引数
angle(数値):回る角度を指定
指定角度に回る
1 |
setheading(angle) |
引数
angle(数値):回る角度を指定
指定座標へ移動
1 |
setposition(x,y) |
引数
x(数値):移動するX座標
y(数値):移動するY座標
指定X座標へ移動
1 |
setx(x) |
引数
x(数値):移動するX座標
指定Y座標へ移動
1 |
sety(y) |
引数
y(数値):移動するY座標
カメの子を表示
1 |
showturtle() |
スピードを指定
1 |
speed(num=-1) |
引数
num(数値):カメの子の速度を指定する(標準は2)。
戻り値
num(速度):引数を指定しない場合は、現在の速度が返される。
塗りつぶしを開始
1 |
begin_fill() |
描いた内容を消す
1 |
clear() |
指定スタンプを消す
1 |
clearstamp(num) |
引数
num(数値):スタンプIDを指定。スタンプIDはstamp()からの戻り値。
複数のスタンプを消す
1 |
clearstamps(num) |
引数
num(数値):数値が正の場合は最初のスタンプからnum個消す。負の場合は最後のスタンプからnum個消す。引数の指定が無い場合は全スタンプを消す。
点を描く
1 |
dot(size,color) |
引数
size(数値):点の大きさを指定
color(文字列):点の色を指定
塗りつぶしを終了
1 |
end_fill() |
塗りつぶす色を指定
1 |
fillcolor(color) |
引数
color(文字列):塗りつぶす色を指定(標準は”white””)
戻り値
color(文字列):引数を指定しないと現在の色が返される。
描く色を指定
1 |
pencolor(color="") |
引数
color(文字列):描画する色を指定(標準は”white”)
戻り値
color(文字列):引数を指定しないと現在の色が返される。
ペンを下げる
1 |
pendown() |
ペンの太さを指定
1 |
pensize(size=-1) |
引数
size(数値):ペンの大きさを指定(標準は1)
戻り値
size(数値):引数を指定しないと現在の太さが返される。
ペンを上げる
1 |
penup(): |
グラフ軸を描く
1 |
setaxis(switch=True,color="") |
引数
switch(真偽):Trueでグラフ軸を表示。Falseで非表示
color(文字列):グラフ軸の色指定。指定しないと”white”。
スタンプを押す
1 |
stamp(): |
戻り値
スタンプID(数値):スタンプ固有のIDが返される。このIDを指定しスタンプを削除する
文字を描く
1 |
write(msg, move=False,size=12,align='left',font=('Arial', 12, 'normal')) |
引数
msg(文字列):表示する文字列
size(数値):文字サイズ。指定しない場合は12。
move(真偽):文字描画後のカメの子位置。Trueで文字列末尾へ移動。Falseで移動しない。指定しない場合はFalse。
align(文字列):文字の表示位置をカメの子を起点にし指定(‘left’,’center’,’right’)。指定しないと’left’。
font(タプル):(フォント名,サイズ、種類(‘normal’、’bold’、’italic’、、))。指定しない場合は(‘Arial’, 12, ‘normal’)。
※値はHTMLのfontプロパティと同様。
fontプロパティ
カメの子と指定座標の距離を取得
1 |
distance(x,y) |
引数
x(数値):X座標を指定
y(数値):Y座標を指定
戻り値
dist(数値):距離
カメの子の角度を取得
1 |
heading() |
戻り値
angle(数値):角度
ペンが下がっているか取得
1 |
isdown() |
戻り値
pen(真偽):Trueなら下がっている。Falseなら上がっている。
カメの子の座標を取得
1 |
position() |
戻り値
x(数値):X座標
y(数値):Y座標
変数内容をボード表示
1 |
setvariable(lambda:globals()) |
カメの子の位置から指定座標の角度を取得
1 |
towards(x,y) |
引数
x(数値):X座標
y(数値):Y座標
戻り値
angle(数値):角度
カメの子のX座標を取得
1 |
xcor() |
戻り値
x(数値):X座標
カメの子のY座標を取得
1 |
ycor() |
戻り値
Y(数値):Y座標
画面サイズを取得
1 |
screensize() |
戻り値
X:(数値):横サイズ
Y:(数値):縦サイズ
マウスクリック時に呼出される関数を設定
1 |
onscreenclick(fun,btn=1) |
引数
fun(関数):マウスがクリックされた際に呼出される関数を指定。関数にはクリックされた座標が引数で渡されるので、2つの引数定義が必要。関数の登録を解除する場合はNoneを指定。
btn(数値):マウスボタン指定する。1が左、3が右ボタン。引数が無い場合は1。
キー入力時に呼出される関数を設定
1 |
onkeypress(fun,key) |
引数
fun(関数):キー入力された際に呼出される関数を指定。関数には入力されたキーが引数で渡されるので、1つの引数定義が必要。関数の登録を解除する場合はNoneを指定。
key():キー種類を指定。全てのキーを対象にする場合は引数を指定しない。
キー種類はJavaScriptと同じ指定。
一定時間後に呼出される関数を設定
1 |
ontimer(fun,t) |
引数
fun(関数):時間経過後に実行される関数を指定。関数の登録を解除する場合はNoneを指定。
t(ミリ秒):実行するまでの間隔をミリ秒で指定。
一定間隔で呼出される関数を設定
1 |
loop(fun) |
引数
fun(関数):一定間隔で実行される関数を指定。関数の登録を解除する場合はNoneを指定。
描画終了
1 |
quit() |