条件により処理を分ける
新規のプログラム「handan.html」を作成し、次のプログラムを入力してください。
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<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> var price = window.prompt("リンゴはおいくらですか?"); if(price > 100){ document.write("高いですね。まけてください。"); } </script> |
入力が完了したら、プログラムを保存し実行してください。入力パネルが開きますので「90」を入力してください。
何も表示されないですね。ブラウザの更新ボタンを押下してプログラムを再読み込みしてください。入力パネルが開きますので今度は「120」を入力してください。
こんどはメッセージが表示されました。このプログラムは入力された値により処理を分けています。つまり入力値が100を超える場合はメッセージを表示しています。
if
処理を分けているプログラムが6行目~8行目です。
6 7 8 |
if( price > 100){ document.write("高いですね。まけてください。"); } |
6行目の「if」が処理を分ける命令です。ifのかっこ()の「price > 100」が処理を分ける条件になります。この場合の条件は「変数priceが100より大きい場合」となり、入力した値(変数price)が100を超えると条件が成立(真、trueとも言います)します。成立すると、6行目の「{」から8行目の「}」の間の命令が実行されます。
比較演算子
条件を記述する命令(比較演算子)には次の種類があります。
比較演算子 | 条件の記述例 | 条件の成立(真、true) |
---|---|---|
> | A > B | AがBより大きい |
>= | A >= B | AがB以上 |
< | A < B | AがBより小さい |
<= | A <= B | AがB以下 |
== | A == B | AとBが等しい |
!= | A != B | AとBが等しくない |
比較演算子を用いて条件を記述していきましょう!