補足プログラムを見やすく

インデント
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インデント

ネストを利用し複雑な条件を記述することができましたが、意識せずにプログラムを書くと次のように見にくくなってしまいます。

		int x = 1;
		int y = 10;

		if(x > 4){
		if(y >10 ){
		x = x + 10;
		if( x > 20){
		x = 20;
		}
		}else{
		x = x + 5;
		}
		}

int x = 1;

int y = 10;

if(x > 4){

if(y >10 ){

x = x + 10;

if( x > 20){

x = 20;

}

}else{

x = x + 5;

}

このような場合は「if」や「else」命令の中を字下げして見やすくします。

		int x = 1;
		int y = 10;

		if(x > 4){
			if(y >10 ){
				x = x + 10;
				if( x > 20){
					x = 20;
				}
			}else{
				x = x + 5;
			}
		}

int x = 1;

int y = 10;

if(x > 4){

if(y >10 ){

x = x + 10;

if( x > 20){

x = 20;

}

}else{

x = x + 5;

}

この字下げのことを「インデント」と言います。「インデント」を利用して見やすいプログラムを記述してください。

自分が記述したプログラムさえ時が経つとどのようなプログラムだったか忘れてしまい、処理内容がわからなくなることがあります。ましてや他人が作ったプログラムがどのような処理なのか読み解くのは大変です。

それを補うために次のようにコメントを記述します。

package challenge05;
/*
免許取得経過年と無事故無違反の継続年からゴールド免許か判断します。
*/

import java.util.Scanner;

public class Henkan {

	public static void main(String[] args) {
		//入力準備
	    Scanner scan = new Scanner(System.in);
	    
		//取得経過年、無事故継続年を入力します
		System.out.println("免許取得から何年ですか？");
		int keika = scan.nextInt();;
		System.out.println("何年無事故無違反ですか？");
		int mujiko =  scan.nextInt();
 
		if( keika >= 5 ){		//免許取得から5年以上経過
		    if(mujiko >= 5){	//無事故無違反が5年以上継続
		    	System.out.println("ゴールド免許です");
		    }else{
		    	System.out.println("あと"+(mujiko-1)+"年無事故無違反で、ゴールド免許です。");
		    }
		}

	}

}

package challenge05;

免許取得経過年と無事故無違反の継続年からゴールド免許か判断します。

import java.util.Scanner;

public class Henkan {

public static void main(String[] args) {

//入力準備

Scanner scan = new Scanner(System.in);

//取得経過年、無事故継続年を入力します

System.out.println("免許取得から何年ですか？");

int keika = scan.nextInt();;

System.out.println("何年無事故無違反ですか？");

int mujiko = scan.nextInt();

if( keika >= 5 ){ //免許取得から5年以上経過

if(mujiko >= 5){ //無事故無違反が5年以上継続

System.out.println("ゴールド免許です");

}else{

System.out.println("あと"+(mujiko-1)+"年無事故無違反で、ゴールド免許です。");

}

コメントの記述方法は二通りあります。複数行にまたがってコメントする時は、「/*]と「*/」の間にコメントを記述します。1行のみの場合はコメントの先頭に「//」をつけます。