Web上Python実行/学習環境「PyWeb」で利用できるライブラリの仕様です。
こちらはゲーム作成ライブラリpyweb2dの仕様です。実際のプログラムは「#SAMPLE/02.PC/01.ゲーム等」をご確認ください。
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カラー指定はCSSのcolor指定と同様です。下記を参考にして下さい。
ウィンドウ作成
1 |
display.init(width,height) |
引数
width(数値):ウィンドウ幅をピクセル値で指定
height(数値):ウィンドウ高さをピクセル値で指定
戻り値
screen(オブジェクト):ウィンドウ情報
※JavaScript canvasの描画コンテキストです。
ウィンドウのタイトル設定
1 |
display.set_caption(title) |
引数
title(文字列):タイトル
線描画
1 |
draw.line(screen,color,start,end,width): |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
start(タプル):(開始位置X座標、開始位置Y座標)
end(タプル):(終了位置X座標、終了位置Y座標)
width(数値):線の太さを指定。省略時は1
四角形描画
1 |
draw.rect(screen,color,rect,width=0) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
rect(タプル):(左上頂点X座標,左上頂点Y座標、幅,高さ)
width(数値):枠線の太さを指定。省略時は塗りつぶし
円描画
1 |
draw.circle(screen,color, pos, radius, width)<BR> |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
pos(タプル):(中心点X座標、中心点座標)
redius(数値):半径
width(数値):枠線の太さを指定。省略時は塗りつぶし
四角形に内接する楕円を描画
1 |
draw.ellipse(screen,color,rect, width) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
rect(タプル):(左上頂点X座標,左上頂点Y座標、幅、高さ)
width(数値):枠線の太さを指定。省略時は塗りつぶし
多角形描画
1 |
draw.polygon(screen,color, pointlist, width) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
pointlist(タプル二次元):((頂点のX座標、頂点のY座標)、(頂点のX座標、頂点のY座標)、・・・)
width(数値):枠線の太さを指定。省略時は塗りつぶし
四角形に内接する楕円の孤となる曲線を描画
1 |
draw.arc(screen,color, rect,start_angle, stop_angle,width) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
rect(タプル):(左上頂点X座標,左上頂点Y座標、幅,高さ)
start_angle(数値):開始ラジアン値
stop_angle(数値):終了ラジアン値
width(数値):枠線の太さを指定
文字を描画
1 |
draw.text(screen,color,text,pos,width) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
color(文字列):色指定。CSSのcolor指定
text(文字):表示文字列
pos(タプル):(開始基底X座標、開始基底Y座標)
widht(数値):文字表示する最大幅を指定。省略時は等倍の文字幅で表示
画像を描画
1 |
draw.img(screen,img,pos,size) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
img(オブジェクト):image.load(),image.open()で取得したイメージオブジェクトを指定
pos(タプル):(左上X座標、左上Y座標)
size(タプル):(幅、高さ)。省略時は原寸サイズで表示
画像を切取り描画
1 |
draw.img_cut(screen,img,rect_cut,rect) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
img(オブジェクト):image.load(),image.open()で取得したイメージオブジェクトを指定
rect_cut(タプル):切り取る範囲を指定。(左上X座標、左上Y座標、幅、高さ)
rect(タプル):表示場所を指定(左上X座標、左上Y座標、幅、高さ)
画面クリア
1 |
draw.clear(screen) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
イベント取得開始
1 |
event.start() |
イベント取得
1 |
event.get() |
戻り値
[イベント型、イベント型、イベント型・・・]
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
イベント型: type(文字) :イベントタイプ "keydown" :キーが押された "keyup" :キーが離された "mousemove" :マウスが動かされた "mousedown" :マウスボタンが押された "mouseup" :マウスボタンが離された QUIT :ウィンド閉じるボタンが押された pos[リスト] : マウスイベント時に発生したX,Y座標。[X座標、Y座標] button(数値) :マウスイベント時に押されたボタン。1:左ボタン、2:右ボタン key(文字列) :キーイベント時のキー種類。キー種類はJavaScriptと同等 |
フォント指定
1 |
font.set(screen,style) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
style(文字列):cssのfontプロパティの形式で指定
文字幅取得
1 |
font.get_width(screen,text) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
text(文字):文字列
戻り値
width(数値):文字幅
文字の高さ取得
1 |
font.get_height(screen,text) |
引数
screen(オブジェクト):display.init()の戻り値
text(文字):文字列
戻り値
height(数値):文字高さ
クラウド上の画像取得
1 |
await image.load(path) |
呼出し側はasyncを付けた関数から呼び出す必用あり
引数
path(文字列):PyWebクラウドのファイルパス
戻り値
tag(イメージオブジェクト):draw.image()で利用可能なオブジェクト
属性として幅、高さを取得できる。
tag.width,tag.height
PCの画像ファイルを取得
1 |
await image.open(_msg) |
呼出し側はasyncを付けた関数から呼び出す必用あり
引数
_msg(文字列):ファイルピッカーの文言。
戻り値
tag(イメージオブジェクト):draw.image()で利用可能なオブジェクト
属性として幅、高さを取得できる。
tag.width,tag.height
一定間隔で呼出すための設定
1 |
loop_set(method) |
引数
methoe(関数):メインループの関数を指定。指定関数の最後にこの命令を記述する必要あり。
終了処理
1 |
_quit() |
プログラム終了時に呼出す必要あり。