for命令を体験
新規のプログラム「loop2.html」を作成し、次のプログラムを入力してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> for(var i = 0;i < 10;i = i + 1){ document.write("i="+i+"<BR>"); } </script> |
どのような結果になるか、想像しながら実行してみてください。
4行目の「for」命令をみていきましょう。まず変数iの初期値は0で繰り返されるたびに1加算されます。繰り返しの終了は「i<10」の条件が成立しない時です。表示結果とプログラムを見比べてイメージ通りか確認してください
4 |
for(var i = 0;i < 10;i = i + 1){ |
2つずつ増やす
プログラム「loop2.html」の4行目を次の通り修正してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> for(var i = 0;i < 10;i = i + 2){ document.write("i="+i+"<BR>"); } </script> |
入力が完了したなら、実行しましょう。
ポイントは4行目の「i=i+2」です。1ずつ増やすのではなく2つずつ増やしています。このように繰り返しを制御できますので、変数の初期値、条件、計算式を変更しながら動作を確認してください。
文字を増やす
プログラム「loop2.html」を次のように修正してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> var str = ""; for(var i = 0;i < 10;i = i + 1){ str = str + i; document.write("str="+str+"<BR>"); } </script> |
実行してみてください。
繰り返されるごとに文字が増えていきました。これは、7行目の「str = str + i」で実現しています。
7 |
str = str + i; |
変数strは最初は空白””ですが、1回目の繰り返しで変数iの「0」が追加されます。2回目の繰り返しでは、変数strには「0」が格納されており、それに変数iの「1」が追加されます。次のようなイメージになります。
7 |
str = "0" + "1"; |
3回目でのループでは、次のようになります。
7 |
str = "01" + "2"; |
このように繰り返されるたびに変数strの文字が追加されていきます。