PyWebエディタが変わるわけ

CodeMirror Version 5

 PyWebではオープンソースのエディタ「CodeMirror」を使っています。CodeMirrorはWebエディタとして有名で様々なWebサービスで利用されています。それだけにPyWebのエディタ「どこかで見たことがある」と思われたのではないでしょうか。

 利用しているCodeMirrorはバージョン5です。最新バージョンは6なので1つ古いバージョンです。しかし5の方が圧倒的に情報量が多く、古い分だけ安定しています。そのため5を採用したのですが。。。。

スマホじゃ動かない!

 PyWebの開発が順調に進み予定外のスマホ対応をスケジューリングしました。ところがスマホで動作確認すると、カーソルが飛びまくり、まったく使いモノになりません。

 調べたところCodeMirror V5の既知の不具合。それも何年も放置(技術対応が難しいようです)されていました。また調査する中で、開発陣はV6に集中しており、V5の発展が望めない空気感を感じました。

 緊急対応として、スマホや小画面用にCodeMirror V6を使ったPyWeb Tinyの開発をスタートしました。

PyWebもV6へ

 上記の理由でPyWebは弟分のPyWeb Tinyよりバージョンが古いという変な状況になっちゃっています。これでは利用される側も戸惑う場面が出てくるかもしれません。またV5では発展が望めません。そこで、本リリース前にV6対応を決断したのです。

こんなん最初から調べておけよー」と思った人もいるかもしれません。ごもっともです。。。

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CodeMirrorに感謝

 V5の状況がわかり愕然としたこともありましたが、PyWebが順調に開発できたのでは、CodeMirrorのお陰です。もしCodeMirrorがなければ、未だ公開に至らず、エディターを自分で開発していたでしょう。

 ちなみにCodeMirrorは無料で使えるオープンソースです。開発の専任者もいることでしょう、なぜ無料でてきるのか?それはスポンサーがいるからです(ホームページの下の方を確認)

 PyWebも見習い無料で提供し続けたいと思っています。というわけで、広告付けるの許してください。。。。

以上

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