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三項演算子マニア-2

使いどころ

「三項演算子」は、if文がスッキリ記述できるとご紹介しましたが、その使い方が肝心です。

そもそも複数命令が書けない

次のif文のように複数命令(合格表示合格リストへ追加)記述できません。「三項演算子」、名前の通り「演算子」なので値を返すことしかできないのです。

危険なネスト

次のような2つの三項演算子

1行で書けます。

いわゆるネスト(命令の中に命令)で記述しています。これ、見やすいでしょうか?何をやっているか読解できるでしょうか?

1行で記述できるだけで、三項演算子のスッキリなところが台無しです。特別な理由が無い限りネストは避けるべきです。

気づかう必要あり

三項演算子にできることは、if文でもできます。つまり実現する方法が2通り存在することになります。
そのため複数人で開発すると記述方法がバラバラになり、プログラムの保守性が損なわれることがあります。

もし複数人で開発を行う場合は、三項演算子の利用についてメンバーに確認するのが良いです。

最後に、三項演算子、様々な理由(わかりにくいから、・・・)で嫌っている人がいます。これも考慮しながら三項演算子ライフを楽しみましょう!

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