表示、格納、計算する
新規のクラスを作成し、次の内容を入力するかコピーしてください。
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package step09; public class Test { public static void main(String[] args) { System.out.println("1回目:"+weather()); String str = weather(); System.out.println("2回目:"+str); double num = 5 * pi(); System.out.println("5×pi="+num); } public static String weather(){ var str = "晴れです"; return str; } public static double pi(){ return 3.141; } } |
実行すると次のように表示されます。
メソッドは「weather」と「pi」が作成されています。それぞれ実行されると呼び出し元へ「晴れです」、3.141を返しています。この返す値のことを「戻り値」といいます。
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public static String weather(){ var str = "晴れです"; return str; } public static double pi(){ return 3.141; } |
メソッドは3箇所から利用されています。まず6行目で「weather」を呼び出しています。
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System.out.println("1回目:"+weather()); |
呼び出すことにより文字列の「晴れです」が返ってきますので、呼び出し命令(weather)をSystem.out.println命令に記述し表示を行っています。イメージとしては次のようになります。
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System.out.prinln("1回目:"+"晴れです"); |
次は8行目で同じく「weather」を呼び出しています。
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String str = weather(); System.out.println("2回目:"+str); |
戻り値の「晴れです」が変数strに格納され、9行目で変数strを表示しています。イメージとしては次のようになります。
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System.out.println("2回目:"+"晴れです"); |
最後に11行目で「pi」を呼び出しています。
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double num = 5 * pi(); System.out.println("5×pi="+num); |
メソッド「pi」は数値の3.141が返ってきますので、メソッドの呼び出し自体(pi())を計算式に記述しています。イメージとしては次のようになります。
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int num = 5 * 3.141; |
このようにメソッドの戻り値が文字列や数値の場合は、呼び出し命令(weather(),pi())を文字列や数値と同様に取り扱うことができます。別のメソッドを作り戻り値を体感してみてください。
戻り値無し
メソッドには戻り値を必要としない場合があります。その時には、次の6行目のようにメソッドの型を「void」とします。また「return」命令を省略することができます。
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package step09; public class Test { public static void main(String[] args) { today(); } public static void today(){ System.out.println("今日は10月10日です。"); } } |