機能単位で作成
メソッドを使うことにより共通処理を記述できました。メソッドにはこの共通化以外にも役割があります。それはプログラムを機能単位に分割することです。
「機能単位に分割」とは、例えばカレンダーアプリを作る場合に、まずどのような機能があるか検討します。「日付表示」、「曜日表示」、「祝日赤色表示」などです。通常プログラムはこの機能単位に作成していきます。この際にメソッドを利用すると機能毎に独立したプログラムにできます。これがメソッドの役割である「機能単位の分割」です。
メソッドを使い機能単位に作成することにより、他のメリットもでてきます。それはプログラムが見やすくなることです。行数が長いプログラムは読みづらいものです。一般的に50行以下が適切な長さと言われています。メソッドを利用すればプログラムを分割することになりますので、より見やすくなるのです。