二次元の世界が存在します

配列さえ表現するのは難しい

映画館の小劇場があります。座席は1列に5座席ありそれが5列あります。座席の予約状況を変数で表現すると次のような感じになります。

2列の左から3番目の席は、(2-1)列×5+(3-1)番目(配列は0番目から始まるので1を引く)で、yoyaku[7]が該当することになります。しかしこれでは人の座席のイメージとyoyaku[7]では結びつきにくいですね。このような情報を表現するために2次元配列があります。

二次元配列

2次元配列を使うと次のようになります。

まず注目して頂きたいのが17行目の「yoyaku[2-1][3-1]」です。

これは2列目の左から3番目の席を表示しています。変数yoyakuの右側に[][]がありますが、それぞれ列、何番目に対応します。つまりyoyaku[4-1][5-1]なら4列目の左から5番目を示しています。(1を引いているのは配列は0番目から開始するためです)

イメージしづらい場合は表計算を思い出してください。

A列の縦にしかデータが無い場合は「4行目」の一つの情報で「999」を示すことができます。

縦、横にデータがある場合は、「Aの4」と横、縦の情報で「999」を示します。これと同様で二次元配列も[]を2つ用意して示すことになります。

初期化

2次元配列の初期化方法をみていきます。

{}の中に複数の{}がある構造です。
10行目の{ON ,ON ,OFF,OFF,OFF}が1列目の座席を意味しており、
yoyaku[0][0],yoyaku[0][1],yoyaku[0][2],yoyaku[0][3],yoyaku[0][4]に対応します。

11行目の {ON ,OFF,ON ,ON ,ON }は
yoyaku[1][0],yoyaku[1][1],yoyaku[1][2],yoyaku[1][3],yoyaku[1][4]にそれぞれ対応していきます。

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