数値の型
数値の変数を定義する際に型intを使用してきましたが、intは32ビットで表現され、-2147483648~2147483647の数値を扱うことができます。それ以外に数値の型がありますので、代表的な型を掲載します。
型 | 内容 |
---|---|
int | 範囲:-2147483648~2147483647 |
long | 範囲:-9223372036854775808~9223372036854775807 |
double | 浮動小数点 |
混在した計算
それぞれの型を混在させて計算ができます。そのプログラム例です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
package step04; public class Keisan2 { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ int i = 10; long l = 300; double d = 1.5; l = l + i; System.out.println(l); i = (int) (i + l); System.out.println(i); d = d + l; System.out.println(d); } } |
14行目でint型iとlong型lを加算し格納しています。しかしint型はlong型より小さい値しか扱えませんので通常は格納できません。ここでは強制的に格納するため型変換の手法キャストを使っています。それが「(int)」と記述したところです。キャストにより右側に記述された値(i+l)がint型として扱われます。
14 |
i = (int) (i + l); |
入力
文字を入力するScanner命令は次のように記述していました。
1 2 |
Scanner scan = new Scanner(System.in); String moji = scan.next(); |
数値を入力する場合は次のように型毎に「scan.next()」の部分が変わってきます。
1 2 3 |
int i = scan.nextInt();; long l = scan.nextLong(); double d = scan.nextDouble(); |