プログラムで計算
コンピュータは計算が得意です。コンピュータを操るプログラムも計算は十八番なわけです。さっそく、四則演算を行ってみましょう。
加算(+)
プロジェクトjava01に新規のパッケージstep04を作成し、その中にクラス「Keisan」を作成してください。そして次のプログラムを入力してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
package step04; public class Keisan { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ System.out.println(2+3); } } |
p>
入力が完了したら実行してみてください。
このプログラムは8行目で足し算を行っています。
8 |
System.out.println(2+3); |
System.out.printlnのかっこ()の中、「3+2」が足し算を行っている命令です。おなじみの「+」を使って左右の数値を足しています。
減算(-)
クラスKeisanに次の9行目を追加してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
package step04; public class Keisan { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ System.out.println(2+3); System.out.println(2-3); } } |
追加が完了したら実行してみてください。
このプログラムは9行目で引き算を行っています。
9 |
System.out.println(2-3); |
System.out.printlnのかっこ()の中、「2-3」が引き算を行っている命令です。おなじみの「-」を使って左の数値から右の数値を引いています。
乗算(*)
クラスKeisanに次の10行目を追加してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
package step04; public class Keisan { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ System.out.println(2+3); System.out.println(2-3); System.out.println(5*4); } } |
追加が完了したら実行してみてください。
このプログラムは10行目で掛け算を行っています。
10 |
System.out.println(5*4); |
System.out.printlnのかっこ()の中、「5*4」が掛け算を行っている命令です。算数でおなじみの「×」ではなく「*」を使って左と右の数値を掛けています。
除算(/)
クラスKeisanに次の11行目を追加してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 |
package step04; public class Keisan { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ System.out.println(2+3); System.out.println(2-3); System.out.println(5*4); System.out.println(20/4); } } |
追加が完了したら実行してみてください。
このプログラムは11行目で割り算を行っています。
11 |
System.out.println(20/4); |
System.out.printlnのかっこ()の中、「20/4」が割り算を行っている命令です。算数でおなじみの「÷」ではなく「/」を使って左から右の数値を割っています。
プログラムで四則演算ができるようになりました。しかし、このままでは電卓を使用するのと変わりません。プログラムらしい利用方法をマスターしていきましょう。