数値を文字列に
顧客毎の購入リスト、収入リストとも金額をカンマ形式で表示する必要があります。数値を編集する必要がありますが、数値では編集できないので文字列に変換します。変換方法は第4回 計算「変数で計算」で行った、”文字列”+数値で文字列にすることができます。具体的には、次のようなコードになります。
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var str = ""+123; |
別の方法として、数値を文字に変換する「String」命令が使えます。この命令は引数に数値を設定することにより、戻り値が文字列になります。今回はこの命令を使用します。
カンマを挿入
文字列に変換された数字を右側から4つ目毎にカンマ(,)を挿入していけば実現できます。文字を直接挿入する命令は無いので、右側から1文字ずつ別の変数に格納していきます。その時にカンマが必要な位置を計算しカンマを格納します。
プログラム&テスト結果
68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 |
//テスト document.write(format(12)+"<BR>"); document.write(format(123)+"<BR>"); document.write(format(1234)+"<BR>"); document.write(format(1234567890)+"<BR>"); /* カンマ形式 引数:数値 戻り値:数値をカンマ形式に変換 */ function format(num){ var str = String(num); var point = str.length-3; var henkan=""; for(var i = str.length-1;i >= 1;i = i - 1){ henkan = str.substr(i,1)+henkan; if( point == i){ henkan = ","+henkan; point = point - 3; } } henkan = str.substr(0,1)+henkan; return henkan; } |