表示、格納、計算する
新規のプログラムを作成し、次の内容を入力するかコピーしてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> document.write("1回目:"+weather()+"<BR>"); var str = weather(); document.write("2回目:"+str+"<BR>"); var num = 5 * pi(); document.write("5×pi="+num+"<BR>"); function weather(){ var str = "晴れです"; return str; } function pi(){ return 3.141; } </script> |
実行すると次のように表示されます。
関数は「weather」と「pi」が作成されています。それぞれ実行されると呼び出し元へ「晴れです」、3.141を返しています。この返す値のことを「戻り値」といいます。
13 14 15 16 17 18 19 |
function weather(){ var str = "晴れです"; return str; } function pi(){ return 3.141; } |
関数は3箇所から利用されています。まず4行目で「weather」を呼び出しています。
4 |
document.write("1回目:"+weather()+"<BR>"); |
呼び出すことにより文字列の「晴れです」が返ってきますので、呼び出し命令(weather())を「document.write」に記述し表示を行っています。イメージとしては次のようになります。
4 |
document.write("1回目:"+"晴れです"+"<BR>"); |
次はに6行目で同じく「weather」を呼び出しています。
6 7 |
var str = weather(); document.write("2回目:"+str+"<BR>"); |
戻り値の「晴れです」が変数strに格納され、7行目で変数strを表示しています。イメージとしては次のようになります。
7 |
document.write("2回目:"+"晴れです"+"<BR>"); |
最後に9行目で「pi」を呼び出しています。
9 10 |
var num = 5 * pi(); document.write("5×pi="+num+"<BR>"); |
関数「pi」は数値の3.141が返ってきますので、関数の呼び出し自体(pi())を計算式に記述しています。イメージとしては次のようになります。
9 |
var num = 5 * 3.141; |
このように関数の戻り値が文字列や数値の場合は、呼び出し命令(weather(),pi())を文字列や数値と同様に取り扱うことができます。別の関数を作り戻り値を体感してみてください。
戻り値無し
関数には戻り値を必要としない場合があります。その時には、次のように関数内で「return」命令を省略することができます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> today(); function today(){ document.write("今日は10月10日です。") } </script> |