引数を表示する
新規のプログラムを作成し、次の内容を入力するかコピーしてください。
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<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> test(123); test(777); function test(num){ document.write("引数(num)は、"+num+"です。<BR>"); return; } </script> |
実行結果は次のようになります。
関数testを作成していますが、それを利用しているのが4行目、5行目です。
4 5 |
test(123); test(777); |
このように関数名を書くことにより関数が呼び出されます。その際にかっこ()の中に値を記述すると関数へ受け渡されます。この値のことを「引数」と言います。
関数の定義7~10行目をみていきましょう。
7 8 9 10 |
function test(num){ document.write("引数(num)は、"+num+"です。<BR>"); return; } |
7行目で関数名「test」を定義しています。そしてかっこ()の中に変数numがあります。この変数numに呼び出し時に記入した引数(123や777)が格納されます。その値を8行目で表示しています。
複数の引数
プログラムを次の通り修正してください。
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<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> test(123,456,"あ"); test(777,888,"A"); function test(num,num2,str){ document.write("引数(num)は、"+num+"です。<BR>"); document.write("引数(num2)は、"+num2+"です。<BR>"); document.write("引数(str)は、"+str+"です。<BR>"); return; } </script> |
実行すると次のようになります。
このように引数は複数記述できますし、文字も受け渡すことができます。
引数無し
関数には引数を必要としない場合があります。その時には、次のように呼び出し側や関数の定義で引数を記述しません。
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<meta charset="UTF-8"> <script type="text/javascript"> today(); function today(){ document.write("今日は10月10日です。") } </script> |