マイクロソフト AIサービス開始
ChatGPT、世間で話題になっている。対照的にマイクロソフト Bing AIチャットは静かにスタートした。
AIチャットは、Bing検索エンジンの機能であり、ユーザーが質問や要望を送信すると、AIを使い適切な回答や情報を生成する。
現在AIチャットを利用は待ち行列リストに登録する必要がある。Bingの検索エンジンとして日常的な利用を目指しているせいか慎重である。それだけにマイクロソフトは本気だ、とも言える。
ChatGPTと何が違うの？
ChatGPTとの相違は、開発者のOpen AIとマイクロソフトの関係を知ることが重要だ。マイクロソフトはOpen AIに１兆円以上投資している、つまりスポンサーだ。これだけの投資だ、ChatGPTの技術は全てAIチャットに活かされていると考えていい。
この件、AIチャットに聞いてみた。
『はい、ChatGPTとBingのAIチャットはどちらもGPT-3が源流です。GPT-3は、オープンAIが開発した大規模な言語モデルで、自然な文章を生成することができます。ChatGPTは、GPT-3をチャットボットに特化させたもので、会話の流れに沿って応答することができます。BingのAIチャットは、ChatGPTよりもさらに進化した言語モデルを搭載しており、検索エンジンと連携して情報提供や提案を行うことができます。』
フッフフ、素直に吐きやがった。『ChatGPTよりもさらに進化した』ってとこが鼻につくのだが・・・
現在、Chat GPTは調査プレビュー期間中だ。あくまでも調査だ。既に有料版の PlusやAPIがあることから、今後の無料利用は期待できないだろう。
これらのことから、無料サービスの範囲内では、「AIチャットは、検索エンジンとして機能アップしたChatGPTの上位版」と捉えた方がよさそうだ。
待ち行列リストに登録
少しでも早くAIチャットを経験したいなら、待ち行列リストへの登録が必要だ。
AIチャトはマイクロソフト検索エンジン「Bing」の機能だ。普段Googleを使っている人はBingの入り口がわからないはずだ(私です・・・)。マイクロソフトのブラウザEdgeで適当なモノを検索すると左上にBingのリンクが出てくるのでクリック。
※よく見ると地図の横に「チャット」がある。ここからいけるかも
Bingの検索画面が出てくる。数年ぶりの対面だ(笑)。上部の「チャット」をクリック。
「順番待ちリストに参加」をクリック。※ここでマイクロソフトのアカウントでログインが必要です。
これで完了だ。最後の画面、乱れているうえに変な日本語だ。要はEdgeを規定のブラウザする、Bingのアプリを入れると、行列の先に進めるよ、ということだ。マイクロソフト、こんな社風だったけ？なんか必死さが伝わってくる。ちなみにアプリだけ入れた私は三日ほどで使えるようになった。
サイドバー
記事要約、執筆支援機能を利用するには、いくつか条件がある。
一つ目はEdgeのベータ―版をダウンロードして使う必要がある。
二つ目はAIチャットの呼び出しをサイドバーから行う。
ちょっと不安定かな？
AIチャットは、現在プレビュー中で本格稼働ではない。そして利用者を絞ってスタートしている。この状況で、急遽、１日約５０件という質問制限が課せられた。
想定外のアクセスがあったのか、一部で報告されているように利用者へ暴言を吐くことを懸念したのか、その理由はわからない。いずれにせよ、マイクロソフト社内で予想外のことが発生したのだろう。
これは操作に問題あるかもしれないが、会話をしていても頻繁に「新しいトッピクス」ボタンを押すように促されたり、記事要約でURLが読み込めなかったり、している。
上記のことから現段階では、ChatGPTの方が安定していると感じる。
それでもAIチャトを使う
待ち行列リストに登録していなくとも必ず、AIチャットの利用機会はやってくるだろう。なぜなら巨額の投資、Googleへの対抗からマイクロソフトは絶対に本サービスを正式に開始するはずだ。それに期待しこれからも使い続ける予定である。
またChatGPTの知識は数年前のモノと言われており、リンク切ればかりのURLを提示されたことがあった。それに比べAIチャトは随時検索を行いながら回答しているのか？新鮮な情報を提供してくれる。欠点はあるが使うメリットも大きい。
まとめ
- Bing AIチャットはChatGPTの上位版だ
- AIチャットは待ち行列に登録すると早めに使える
- AIチャットは制限がありちょっと不安定かも？
- AIチャットはサイドバーから呼び出そうね
- マイクロソフト必死です
以上
