メモリ
メモリと聞くと「なつかしい痛みだわ~」のフレーズがでてくると昭和世代である。平成の世代ならメモリーカードやパソコンのメモリを想像されるだろう。昭和世代でもオタクと呼ばれた自作PCerはメモリーカードをムッ、グッと差し込む感覚が蘇ってくるはずだ。本日は、そのメモリーのお話である。
チコちゃんに叱られる?
パソコンやスマホ購入時に目にする「RAM 8G」とかがメモリーだ。同じ外観でも数値に比例し金額が高くなる。貨幣評価の原則から多くの人が「数値が大きい方がいいんだ」と理解し納得する。
「ねえ、ねえ、〇村。メモリーが大きくて何がいいの?」
「ええーーとー・・・広々する。。。」
「🎃🌟🌟🌟🌟🎃🌟🌟🌟🌟🌟🌟🎃」
PCやスマホに精通している人は、記載されている数値や金額だけではおさまらない。OS(WindowsとかAndroid)で、メモリー量を確認し、「さすが16G」とつぶやき、そしてむやみやたらにアプリを起動し、「スムーズにアプリが動くなぁー」とニヤケながら納得するのである。
つまり、メモリーが大きいとたくさんのアプリがスムーズに動くのだ。
プログラムとメモリ
通常アプリはディスクやROMに格納されている。これを模したアイコンをクリック、タッチすることで、メモリーへ展開され、アプリが動きだすのである。当然動作アプリが多い、アプリのメモリ消費量が大きい、とメモリーが少なくなり、スムーズに動かない、知らない間に終了する(スマホの場合)、といった現象が発生する。
アプリ=プログラムだ。
「それならプログラム作成時にメモリーを考慮する必用はあるの?」
現在ではあまり考慮する必用はない。(「あ・ま・り」です)
プログラマーとメモリー
プログラムが大きい(行数)と消費するメモリーも大きくなる。昔のケータイアプリプログラマーは、限られたメモリーを意識しプログラミングした。しかし現在のスマホは莫大なメモリーを搭載しておりプログラムの大小など誤差にしかならない。
メモリーを意識するのは、プログラム内で大きな変数を取り扱う場合だ。例えば画像を読み込み変数へ保存すると、画像のサイズだけメモリーを消費する。それだけに解像度の高い画像を大量に取り扱う際には、メモリー消費を意識してプログラミングしなければいけない。
「それじゃー、メモリーを意識する場面は限らているのね」
そうだけど、、、プログラミング初心者から次の段階に進むには、プログラムとメモリーの関係を理解しなければいけない、した方が良い、ことがある。長々とした文章になってきたので、このお話は次回へ。
つづく