抽出
プロジェクトjava01、パッケージstep03にクラス「Moji2」を作成し、次のプログラムを入力してください。
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package step03; import java.util.Scanner; public class Moji2 { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ System.out.println("文字を入力してください"); Scanner scan = new Scanner(System.in); String moji = scan.next(); moji = moji.substring(0,1); System.out.println(moji); } } |
入力が完了したなら実行してください。コンソールに「文字を入力してください」と表示されますので、コンソール画面をマウスでクリックし、「123456」を入力してください。
「1」が表示されました。
この「1」は「123456」(入力した文字列)の1文字目が表示されています。もし「6789」と入力すると「6」が表示されます。つまり文字列から文字を抽出して表示しています。
substring
文字列から文字列を抽出する命令が14行目の「substring」です。
14 |
moji = moji.substring(0,1); |
substringの左側の「moji.」が抽出の対象となる文字列の指定です。今回は変数mojiが指定されています。したがって変数mojiに格納されている「123456」(入力した値)が抽出の対象となります。
substringのかっこ()に「0,1」と記述されています。これが抽出する開始位置、終了位置の指定になります。つまり対象文字列「123456」の0番目から1番目未満抽出する、という意味になります。(文字列の位置は0から開始します)そして、「moji =」の命令で抽出された文字列が変数mojiに格納されます。
使用例
抽出の命令と結果例を掲載します。
命令 | 結果 |
---|---|
“あいうえお”.substring(0,1); | あ |
“あいうえお”.substring(1,1); | 何も表示されない |
“あいうえお”.substring(1,2); | い |
“あいうえお”.substring(1,4); | いうえ |