入力ができるプログラムを作成
変数を利用したプログラムを作成します。プロジェクトjava01、パッケージstep02にクラス「Input」を作成してください。
次のプログラムを入力してください。
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package step01; import java.util.Scanner; public class Input { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ String input; System.out.println("入力してください"); Scanner scan = new Scanner(System.in); input = scan.next(); System.out.println(input); } } |
実行
入力が完了したら実行してください。実行すると画面左下のコンソール画面に「入力してください」と表示され、プログラムが入力待ちの状態になります。
コンソール画面をクリックして、「あいうえお」と入力してください。
入力した内容が下の行に表示されます。プログラムを見ていきましょう。
Scanner
Scanner命令で入力を行うことができます。Scanner命令は普段はJavaに組み込まれていない命令のため、使用する際に組み込む必要があります。その命令が3行目の「import java.util.Scanner;」です。
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import java.util.Scanner; |
「import」が組み込む命令で「java.util.Scanner」がScannerの場所(パッケージ名.場所)になります。
プログラムでは11行目の「Scanner scan = new Scanner(System.in);」でScanner命令の準備を行い、命令をscan変数に格納しています。
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Scanner scan = new Scanner(System.in); |
12行目の「input = scan.next();」でscan変数を利用して入力内容を取得します。この命令準備などの方法は別途紹介しますので、現段階では入力を行う定型的な書き方として覚えてください。最後に変数inputに入力された値が格納されます。
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input = scan.next(); |
13行目の「System.out.println(input);」によりinputの内容(入力された内容)が表示されます。
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System.out.println(input); |
このように変数を利用し入力内容を取得することができます。いろいろな入力を行い変数に格納してみてください。まだ自信のない場合はこの後のチャレンジをやってみてください。